365分の1

2月19日は、父方の祖母の命日。今年は13回忌。
先月末、父方の祖父の25回忌(和歌山県内の祖父母んちは何でか分かりませんが
25回忌)と祖母の13回忌を済ませました。



そして、19日当日。
しばらく前から、そろそろ体力的に4月の誕生日までも厳しい、と言われていた
母方の祖母が亡くなりました。(母方の祖母、和歌山県在住、4月2日生まれの97歳。)



父の実家も母方の実家も、同じ県内、同じ市内、クルマで10分くらいのご近所。
父方の祖母は大正10年生まれ、母方の祖母は大正8年生まれ。
詳しいことは聞いてないので、一緒に仕事をしたことがあるかは知りませんが、
ふたりとも教員。



1年365日もあるのに、命日が一緒になるなんて、何だかすごいなぁ、と、
19日の朝、母から電話をもらって思いました。



父方の祖母が84歳で亡くなった時、肺癌のため気管支切開で呼吸器をつけ、
最終的には何ヶ月か寝たきり&おしゃべりできない状態になってしまったけど、
亡くなっても、手足の皮膚や爪がとてもキレイでした。



先週木曜日、名古屋の母が和歌山へ祖母の様子を見に行ったのですが、
食事を摂れなくなり、ベッドから起き上がれなくなって2週間足らずなのに
血流の悪化が原因か、手足が冷え、チアノーゼ様の紫色っぽい指先、
特に足はむくみも出てしまっていて、母としては、この状態が長く続いて、
むくみなどがもっとひどくなったらかわいそうだなぁ、少しでもキレイな状態で
逝かせてあげたいなぁ、と、何となく父方の祖母のことを思い出したそうです。



とりあえず、祖母の死は悲しいながらも97歳と大往生なので、
84歳と97歳の差なんだろうねぇ、と、母と暢気に話したのですが。



父方の祖母は「武子(たけこ)」、母方の祖母は「玉(たま)」というのですが、
武子「たまさん、そろそろ行くでー。」
玉「あれ、たけちゃん、久しぶりやな。せやな、そろそろ行きましょかー。」
ってカンジで旅立って行ったに違いない、ということに身内ではなっているらしいです。



医学部3年生の孫(私の従姉妹)があと1日、進級試験が残ってるそうで、
たけちゃん、お迎えが1日早いよ!とツッコミ入れられてましたが、
明日お通夜、明後日お葬式。
孫第1号として、おばあちゃんを送り出してきます。