真冬のDetroit Zooへ。

もともと動物園は大好きなのですが、
日本でも真冬のこの時期、動物園に行こうとはあまり思いません…。寒いし…。
けど、帰国も近づいてきているので、行きたいなぁと思いつつ
行けてないところは行っておかなくちゃというわけで
デトロイト動物園に行ってきました。
たぶん、最高気温はマイナス3℃とか、そんなもん…。どんより曇天…。



耐寒性のある動物のことをwinter hardy animalsというのですが、
シロクマとペンギンくらいしか思いつかない…。
そもそも雪も積もってるし、こんな時期にお客さんはいるのか。
お客が少ないのは、多過ぎるよりはいいけど
「動物園、開いてないんじゃね 」とダンナ様が…。
HP見たら、362日営業してる、と。
Thanksgiving、Christmas、New Year's Day以外は開いてます。



は虫類、両生類の室内展示はなかなか充実していると思いました
オールシーズン、常駐かどうかは分かりませんが
動物についていろいろ解説をしてくれる方が何人か必ずいます。
たいていおじいちゃんおばあちゃんなので、引退された飼育員さんとか
動物好きのボランティアの方かな

ワニのお父さん、遠赤外線ランプの下でのんびりなう。




こちらはワニの子供。解説の係の方が、Almost 4 years old!!と
almostをやたら強調されていたので、だいたい4歳、なのでしょう。



日本の天然記念物、オオサンショウウオもいました。
おばあちゃんがいろいろ解説してくれたので、
私も渡米前に見たテレビの情報をひとつ、お伝えしました。
日本では現在、中国産のオオサンショウウオが増えてきて
問題になっています。おそらく誰かが最初はペットとして
飼い始めたんだと思うのですが、大きくなり過ぎてしまい、
川に逃がしてしまったところ、中国のオオサンショウウオ
新しい環境への適応能力が非常に高く、しかも何でもよく食べる。
その結果、日本にもともといたオオサンショウウオの生態系を
おびやかしているんですよ〜、と。




屋外展示の方は、フタコブラクダ、シロクマ、エルク(大型のシカの一種)、馬、
バイソンなど。
ニホンザルもいて、たまたまエサをあげる時間で、
飼育員の方の説明付きでした。自分のところにエサを投げてくれないと
叫ぶサルとかもいました
トラやライオンなどは、屋内にいるのでしょうけれど
例えば日本の動物園のように、飼育場の後ろの建物の中にいます、みたいに
ガラス越しに動物達を見る、という仕組みにはなっていませんでした。
寒くても外に出る動物は見れる、外に出ない動物は見れない、というワケです。




こちらは、Fly to the Wildlife Interpretive Galleryという建物の中で
様々な種類の蝶を、いわゆる「放し飼い」状態にしているところ。
蝶や植物に触れてはいけませんが、間近で見ることができます。



動物園の後は、Plymouth Ice Festivalという、氷の彫刻のお祭り会場へ。
札幌の雪祭りほど巨大なオブジェではないのですが、
高さ3メートル弱ほどの自由の女神像、小さい子供が乗れるくらいの恐竜を彫ったもの等、
かわいらしいのが多かったです



    
この写真は、お祭り会場近くのレストランの入り口近くに飾られていた彫刻。
周辺のレストランにはたいてい置かれていました



それにしても寒い中、長時間うろうろすると気づかないうちに
体力消耗です(^-^;)
ゴハンは野菜たっぷりのスープで暖まりました