¡Me Encanta Barcelona! (3)

バルセロナ旅行(3)です。(もう10月になっちゃったけど…。)
9月11日は、バルセロナのあるカタルーニャ州が休日で
ほとんど全てのお店が休業することと、
今年は特にバルセロナが不景気であることが重なり、
大きなデモがあるから、とくに市の南に位置する旧市街には
不用意に近づかない方がいい、ということで
ちょっとバルセロナ郊外へお出かけしました。




バルセロナから、通称FGCと呼ばれるカタルーニャ鉄道に
1時間ほど乗って、モンセラットというところへ。
googleの地図だと、「ムンツェラト」って表記ですね。
スペイン語の発音ではムンツェラトに近い音なのかな。
お天気が良いと、標高1000m弱の山頂から
ピレネー山脈、地中海を眺めることができます。
山頂までもケーブルカーで行けるし、
そこから20分ほど歩くと、かつて修道士達が生活をしていた
祈祷庵まで行けて、眺めも良いとのことで、
大都市バルセロナの喧噪をちょっと離れて自然を満喫するのも
良いんじゃないーと、ここを選びました。
モンセラットへは、カタルーニャ鉄道の2つの駅から
それぞれロープウェイか登山鉄道でアクセスできます。
私達は往路は登山鉄道で、復路はロープウェイを利用しました(^-^)




上の写真は修道院の建物で、この近くにある洞窟で発見されたという
「黒いマリア像」が祀られているのですが、
このマリア様を間近で見て、さらに像の一部に触れることができる、という列に、
それを確かめずに突っ込んでしまい、その後、タイヘンなことに…。
そこまでしたい気もそんなになかったのに(マリア様、ごめんね)



何とマリア様に辿り着くまでに3時間以上、並んだ…。



お葬式の時に、あー、うちって宗派何だっけ状態の人間が
他宗教のマリア様にタッチするためだけに3時間以上…。
修道院の塔のすぐ左横の通路に列ができている場合は
その列がマリア様にタッチするための列です。
タッチまでしなくていいや、という方は、列には並ばず、
並んでいる人達の左側にある中庭のようなところをまっすぐ進み
そのまま礼拝堂に入れば、遠くからマリア様を拝むことができます。
私と友達も、最初は礼拝堂に入る列かな、と思って並んでいたのですが、
最終的にはもうここまで並んだら見ておこう、みたいな状態に(^-^;)



   
やっと到着しました、マリア様…。
ガラスのケースに収められていて、膝上にキリスト様がいます。
マリア様の右手とその手に握られている玉の一部だけ
ガラスケースの外に出ていて触れることができます。
とりあえず、ここまで来るの疲れたよ〜、と報告し、
無事日本に帰れますように〜、マリア様もお疲れ様だね〜、と
玉をナデナデしました。



さてこの後はお昼ゴハンを食べて、ケーブルカーで山頂に移動。
    
写真では分かりにくいのですが、なかなかの急勾配…。



    
最初は写真のような整備された道を進んでいたのですが…。
途中で細い山道に入っていったところ、
途上からコロコロと小石が転がってくるし、
道がどんどん悪くなるし、
とてもヘラヘラと写真を撮ってる状態ではなくなってきて
バッグにしまいました…。
何か道間違った??ても矢印の通り来たよねぇ??



    
おかしいな、あの小屋みたいなところに行くはずなんだけど、
だんだん遠ざかるし、もっと高いところに来てしまっている…。
たまにすれ違う人に道を尋ねると、「あと5分もいけば到着するよ〜。」って
返事なんですが、ちっとも到着しないんですけど…。
というか、テキトーにポテポテと平坦な道を歩いていけば
辿り着けると思っていた目的地までの道が
かなりハードなトレッキング状態に…。




そして何かすごいところに到着…。
私と友達が行く予定の目的地は明らかにここじゃないんだけど(^-^;)
でもすごい景色にちょっと感動…。そして汗だく…。



    
私達よりおかしい人達発見…。



その後、何とかさっきの小屋みたいなところに辿り着きました。
分岐点での標識がビミョーで、ハードな遠回りの山道に行ってしまったみたい…。




夜は、お友達夫婦にホテルまで迎えにきてもらって、
港の近くのレストラン「バルセロネータ」でディナー
(住所:Carrer de l'Escar, 22, 08039 Barcelona)
お友達のご主人が、日本の会社から出張してきた方と一緒に
時々使うレストラン、ということもあり、
お料理はどれもこれも最高に美味しかったです
重ね重ね、ありがとうございます



よく運動し、よく食べた1日でした



(3)で終わらなかったので、(4)に続きます…。