観光地化。

前回に続き、GSD(Great Sand Dunes National Preserve)について。



2004年に国立公園になってから観光客が増えたのか、
砂丘に入る手前に流れるメダノクリークは、
家族連れやペットで溢れかえっていました。



メダノクリークは、砂丘の背後の4,000メートル近い山々に積もった雪が溶け、
地中を巡り、湧き出てくる川。
シーズンものだそうで、おそらく気温が下がり、水が氷になる季節には
川は地表からは消えてなくなるのではないかと思います。




メダノクリーク。
観光客が多いのはパーキングからの入り口の右手側、上流の方になりますが、
下流の方は誰もいません。
と言うか、知り合いのカメラマンご夫婦と私は、
写真を撮るために人のいないところに入って行ったわけですが…。
人の集まっているところは、水に入るために脱いだ衣類が
どう見ても、風に飛ばされて(風が強いところなのです)持ち主も
探すのを諦めたような状態でいくつか…。
こういう現状は残念でなりません。




美しい砂紋。
この上を歩くなんて、何だか申し訳ない!
でも、きっと2、3日で、いや、もっと短い時間で
風が跡形もなく足跡を消し去り、新しい砂紋を刻むんだろうなぁ。



ほんとうに美しいところです。
今後もずっと、美しい場所でありますように。